発達障害を持った子どもを普通学級にいれるべきか?結論と理由・詳細

発達障害を持った子どもを普通学級にいれるべきか?結論と理由・詳細
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こんにちは。

 

Twitterで「発達障害を持った子どもを普通学級にいれるべきか?」という話題がありましたので、私の経験談や考えを踏まえて、こちらで記載させて頂きます。

 

当ブログは本来は「大人の発達障害」の方向けの情報を発信する目的で書いていましたが、上記のような悩みの方もいるという事で、今後、「発達障害を持ったお子さんの育て方に悩んでいるという方」向けにも情報を発信していきます。

 

前置きはこのくらいにして、、。

発達障害を持った、お子さんを普通学級にいれるかどうかは、まず、私自身が考えた、結論を言わせて下さい。

 

 

結論として、私自身の考えや、経験としては反対です。

※私は小学校〜高校まで普通学級

つまり、経験者です。

 

では、なぜ反対なのか、何故、そのような事を考えたのかを説明いたします。

 

発達障害を持った子どもを普通学級に入れない方が良い訳とは?

まずは、発達障害の概要。発達障害とは?

まず、発達障害について、あまり詳しくないという方に対して、発達障害の概要について記載させて頂きますね。(前提ではありません)

 

 

発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達のかたよりによる障害です。得意・不得意の凸凹(でこぼこ)と、その人が過ごす環境や周囲の人とのかかわりのミスマッチから、社会生活に困難が発生します。発達障害は外見からは分かりにくく、その症状や困りごとは十人十色です。

 

そのため、発達障害の特性を「自分勝手」「わがまま」「困った子」などと捉えられ、「怠けている」「親の育て方が悪い」などと批判されることも少なくありません。

 

ですが、凸凹ゆえの困難さは、環境を調整し、特性に合わせた方法で関わり教育していくことで、軽減されると言われています。お子さまと周囲の人がその子の個性・能力・希望など理解した上で、その子に合ったサポートをしていくことが大切です。

(※LITALICOジュニアのサイトから引用)

 

※補足:以下、私の説明(見解が間違っていたら申し訳ありません)

 

*発達障害者の特徴について*

多くの発達障害者は、対人関係や集団行動が苦手です。相手の表情を読み取る事やいわゆる、空気を読むという事が難しいという事や、衝動性や拘り、何か一つの事に集中する事が得意ですが、逆に捉えるなら、「依存症」になりやすいという事も含まれます。

 

人により、能力や特徴の凸凹の差が激しく、勉強がめちゃくちゃできる人もいれば、私のように全くできない人もいます。(私は特に理数系が苦手で、数学は3点、成績表はいわゆる、アヒルのオンパレード(オール2))

その特徴は様々で手先が器用であったり、不器用であったり、いろいろです。

 

また、対人コミュニケーションが苦手である事ゆえに、多くの当事者が嫌がらせを受けたり、仕事がうまくいかなかったり、採用試験さえも通らなく、自信を無くしたりして、引きこもりになるケースが多く、社会問題の一つとなっています。しかも、集団行動が苦手・嫌いな方が殆どです。体育会系のノリも。

 

そして、もう一つの大きな特徴の一つとして、マルチタスク(同時進行)作業が苦手な方が多いです。

※マルチタスクは仕事上で2つ以上の事をする。というふうに捉えられがちですが、体の動作的な面も含まれます。

例えば、人の話を聞きながら、表情を変える、どんな返答をするかを考える等があげられます。

 

 

上記の説明文を読んだ上で次に進んで下さい。

普通学級の特徴と発達障害者の特性のマッチング性は?

 

前章の発達障害の特徴の記述はお読み頂けましたでしょうか?

もし、まだお読みでは無い方は読んでみて下さい。

 

その上で、以下の普通学級の特徴をご覧ください。

*普通学級の特徴*

1、1クラス30人ほどでの集団授業で様々な科目(体育等の実技系から数学等の普通授業系等)

2、授業の進むスピードは速い

3、全学年、全クラスで行う体育祭

4、知らない土地に集団で行き、行動する修学旅行

5、休憩時間はガヤガヤしていて、賑やか

6,給食の準備も集団行動

7、掃除も係もローテーションで集団行動

8、学校によっては、部活は必ず入らなければいけない等

9、体育会系の先生がいる確率はある。

 

上記の普通学級の特徴で発達障害児が普通学級に入ったらどうなるか、考えてみましょう。

*普通学級に発達障害児が入った場合に予想される事*

1・2、1クラス30人程の集団授業では、集団行動が苦手かつ、コミュニケーションが苦手、同時進行という事もあり、学校のスピードの早い授業にはついていけない可能性が高い。

 

3、全学年、全クラスでの体育祭では、聴覚過敏等の症状を持った方にとっては地獄でしかない。また、集団行動かつ、組体操等で皆で連携して同じような行動や臨機応変な行動をする必要がある為、この点についても地獄。私は、毎年の体育祭の時は嫌で仕方なかったです。

そして、体育祭はクラスや学年での点数の競い合いですので、ミスをしたりして点数が取れなかったりすると、「お前のせいで負けた」と非難される事もあり、結果的に嫌がらせを受ける可能性があります。

 

4、修学旅行でも集団行動であり、自分の知らない土地に行きます。発達障害者にとって、新しい環境に慣れるのは時間がかかるのです。迷子になる事もあります。また、その結果、嫌がらせを受ける可能性も無くはありません。

 

5、学校の休憩時間では、学級の皆で騒いだりとガヤガヤした環境であり、体育祭のケースと似ており、聴覚過敏を持った方にとっては苦手な環境です。また、その時に嫌がらせを受けていた際は、絡まれるケースが多いです。

 

6、給食の準備も同じく集団行動でご飯やおかずの盛り付け等で失敗したり、集団行動そのものでパニックになる可能性もあります。

 

7、掃除でも集団行動(数人ではありますが。)で係のローテーションで情報を整理する事が苦手な方にとっては、難しいかもしれません。

 

8、学校によっては様々ですが、何かしらの部活に入らなければならない事があるケースがあります。そこでも人間関係や顧問の先生の対応によっては。。本人にとって対人関係で苦痛でしょう。

 

9、体育会系の先生がいる可能性があるというのは、最も危険で嫌がらせの元になる場合もあります。クラスの担任も含め、学校の教師に少しでも障害にご理解のある方でないと厳しいです。高確率で2次障害を発症、又は悪化します。

 

以上の条件をお読みになった上で、それでも普通学級に入らせたいというのであれば、止めませんがかなり危険です。

 

それだったら、お子様の将来の事を考えるのであれば、障害に理解のある環境で教育をさせて頂いた方が、今後、アルバイトや就職活動の際も対人関係でトラウマになる事を抑える事ができるかもしれません。

 

発達障害は早期発見と早い段階での支援が今後の人生がどうなるかが変わってくると思います。もちろん、お子様ご本人が、「自分は発達障害というものがあって、このような特徴があって・・」と自己理解もあれば、なお良いです。それが理想かな。

 

親御様が、お子様に病気や障害がある。という事実があったとして、それを認めたり、考えたりするのは辛い事だとは思われますが、「普通学級に入れるんだ!」と突き進むのではなく、一度、支援機関や病院等に相談した方が良いです。

 

その方が、将来的にお子様ご本人の為になるでしょう。

 

それでは、今日はここまでです。最後までお読み頂き、ありがとうございました。

失礼いたします。

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