発達障害者には事務職は合わない?キャリアが事務職だけの私が事務を辞めた理由

発達障害者には事務職は合わない?キャリアが事務職だけの私が事務を辞めた理由
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こんにちは。

 

障害者枠では事務職の求人が多く、給与が高いところが多いです。

ハローワークでみると、それこそ、税込みで150,000円を超える所も。

就職エージェントを利用すれば、税込みで200,000円を超える所もあります。例として。

 

障害者雇用で150,000円以上の収入があるのは、生活にも余裕ができます。そういう会社はなかなか無いです。

・・・・しかし、本当に生活に余裕ができるのでしょうか??

給与が多い分、仕事は大変です。これは、ヒント。

 

障害者雇用で大切なのは、収入面ではなく、同じ職場で長く働けるか?という事ではないでしょうか?

 

発達障害者に事務職は合っているのか?

まずは、職場環境の確認

 

「私は人とコミュニケーションを上手く取る自身がある」という発達障害の方でも、事務職では負担がかかります。

何故なら、事務職ではコミュニケーションを取れればスムーズにできるというわけではないからです。

 

事務職では発達障害の方にとって大きな弊害がいくつかあります。

まず、この章ではその弊害のうちの1つに絞って説明していきたいと思います。

 

弊害のうち1つ目は冒頭にもあげましたが、職場環境の問題。

職場環境とは、設備面と対人関係の面がありますが、まずは設備面からご説明致します。

 

・職場環境の問題(事務所の設備面)

発達障害の症状の1つである、聴覚過敏をお持ちの方は想像できるかと思いますが、事務職の職場は狭い空間の所が多いです。特に中小企業。大企業は広い所もありますが・・・。

 

設備面として、何故、職場の広さの事を書いたかと言いますと、職場が狭いと電話応対の際の話し声や受話器を置く音が騒音レベルで頻繁に鳴り響くのです。

 

私はそのような状況で勤務した事があり、その会社を僅か2ヶ月で退職しました。しかも、聴覚過敏の症状が酷くなってしまいました。

また、職場が狭くて、人が多い場所も厳しいです。仕事をすると人の声がざわざわと聞こえて仕事をしづらくなります。

 

その会社を退職してから、1年近くの時間が経っていますが、未だに耳と頭が連動して痛む事が度々あります。

また、職場の配慮として、業務時間中に耳栓やイヤーマフをつけても良いという会社が多いです。

 

上記の事が無いように、職場を選ぶ際は見学等を行い、職場の設備面をよく確認してから応募するようにした方が良いでしょう。

できるなら仕事をしている風景も見たほうが良いです。確認してください。自分がこの職場で本当に長く勤めていけるのかを。

 

・職場環境の問題(人間関係)

職場での人間関係は会社の中に入ってみないと分からないと思います。と、よく聞きますが、一概にそうとは言い切れません。

 

職場見学や実習を行い、現場の方(上司や責任者)だけでなく、他の社員さんと話してみて下さい。

仕事の事だけでなく、就職の面で不安な事等です。

 

もし、あなたが事務職に就きたい!と思うのなら、上記の事をした上で、入社後に「報告・連絡・相談」をした上で、部署で業務について積極的に働きかけてください。

 

同じ部署の方はあなたの事を「この人はこの部署の仕事をよくしようとしてくれている」と評価してくれるでしょう。

 

 

「業務について積極的に働きかける」という部分で、想像がつきにくい方は、周りの方のサポートを積極的にするといった感じです。

 

上記の場合は、ご自身の業務で余裕が持てたらの場合ですが・・。

殆どの場合は、ご自身の業務で手一杯になりやすいですが。工夫次第では、上手くいくでしょう。それはあなたと担当している、業務次第によります。

 

途中から話が矛盾しているようですが、職場で評価されれば、発達障害者であろうと人間関係はよくなっていきます。

 

ストレス・体力面の問題

 

発達障害者が事務職をするうえでの弊害は、上記の2つの職場環境の問題だけでなく、業務を行う上での体力の問題もあります。

 

あ事務職は軽作業と違って、座って仕事をするから楽そうだな。と考えている方も中にはいるかもしれませんが、経験者からすると、発達障害を持つものとしては事務はかなりキツイです。

 

・聴覚過敏の問題・業務のマルチタスク・電話応対・会議等。これらは特にキツイです。

それが原因でストレスがたまりモチベーションが下がったり、ストレスを抱えたりする事も多い事でしょう。

 

事務職は座って行う事が多いとはいえ、体力を使います。目が疲れたりする事もありますし、通勤で疲れる事も含まれます。

私は先程、申し上げた、聴覚過敏が悪化したという企業では通勤時間が往復4時間もあり、体力面でも潰れました。もちろん、耳の問題も大きいですが。。

 

キャリアが全て事務職の私が何故、転職で異業種にする事に決めたのか?

 

私は23歳の時に外資系のIT企業に入社し、それから数回転職しています。全部、事務職です。最初に入社した企業では、上司の方や他の社員さんがとても良い方ばかりで、私に様々な業務を任せて頂き、業務を通じて様々なスキルを身に着けさせてくださいました。

 

 

その企業で約5年程、勤務した後、私はパソコンのスキルがあるから。と事務職にこだわっていました。

転職2回目の企業で聴覚過敏の悪化で右耳を壊してもなお、パソコンしかできないと、事務にこだわりました。

しかし、結局、転職していた会社では長くて半年しか持たなかったのです。6ヶ月。

 

 

転職3回目の企業(現在、有給休暇消化中の企業)では、事務職という事と同時にWeb業務という私が興味のある仕事がある事、そして、早く就職しなきゃという焦りから、速攻で就職を決めましたが、結局、対人関係によるストレス性胃腸炎等の問題で退職する事になってしまいました。

 

 

職種を変更しようと考えたのは、退職の際の面談で上司に言われた事がきっかけでした。それは以下です。

「君は一定のルーティンワークがとても得意だね。それは皆も評価していたよ。今後はそのような業務を君に任せていく事を考えていた。また、そのルーティンワークの精度にも良い意味で拘りが強いね。」

と仰っておりました。

 

 

という事で、スーパーやドラッグストア等の品出し業務、清掃の仕事を探そうかと考えて行動しているところです。今までの職種が事務という事で障害の配慮を事務で起こりうる事を想定して採用試験で説明していましたが、今後は職種によって想定される問題を考えて、メモをする事が大切ですね。

特に、スーパー等の店舗は職場で店員さんが働いている所が見る事ができるので、その部分は大きいかなと思います。

 

最後に

 

どんな仕事を選ぶにしても、お金を稼ぐのは楽ではありません。何かしら、苦しい事がたくさんあります。

しかし、それらを業務での工夫や周囲の方と話したり、自ら働きかける事で、業務に対するやりがいが生まれ、仕事をやりやすくする事はできます。

 

もし、あなたやあなたの周囲の方、例えばお子さん等が事務職をやりたいのであれば、ご本人の希望にお任せしますが、職場見学や実習を行って下さい。

 

収入面が大きいからといって、事務が良いとは限りません。長く勤められる所を探して下さい。

でないと私の二の舞になってしまいます。

 

それでは、今日はここまでです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

お疲れ様でした。

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